ニートと無職の割合

統計

ニートと無職の割合

最近、話題になっているニート。
ニートとは、通学もせず、就業をせず、職業訓練も受けていない者をさします。
若年無業者とも言われ、34歳以下をさします。
家事手伝いや専業主婦は含まれません。

ただ、最近は中高年ニートも現れてきています。
若くして引きこもった延長の方も多いことでしょう。
また、40代以上の無職の中にはニートではなく、自力で資金を貯めて引きこもっている方もいらっしゃるでしょう。そこで、若年の一般的なニートだけでなく、中高年のニートもどれくらいいるのか調べてみました。

※総務省統計局の平成24年就業構造基本調査を参照しております。
※病気、ケガなどのやむを得ない理由は排除しているため、一般と数値が異なります。



ニート・無職の割合

若年ニート
15~19歳:2.20% 13.3万人
20~24歳:1.93% 12.0万人
25~29歳:1.53% 10.7万人
30~34歳:1.55% 12.2万人
(全体:約1.8%)

次に中高年ニートを見てみましょう。

中高年ニート(無職):
35~39歳:1.96% 18.4万人
40~44歳:2.64% 25.0万人
45~49歳:3.15% 25.8万人
50~55歳:4.10% 31.5万人
55~59歳:6.91% 54.9万人
(全体:約3.75%)



おやおや、中高年の方も結構いらっしゃいますね。
というか、中高年の方が高いです。

40代、50代の方の中には、若いうちに資金をためてアーリーリタイアし、悠々自適に隠居生活されている方もいそうです。

なお、ごくわずかとは思いますが、アフィリエイトやFXなどのテクニックを活かして隠居されている方もいそうです。こういった人は無職やニートには入りませんね。

ただ、この上記の数字は、病気、ケガなどのやむを得ない理由を排除しています。
鬱などでやむを得ず引きこもっている例は数字に入っておりません。

働き盛りの方が引きこもる例は、上記より大体2.775%
高いとみるか、低いとみるかは、その人の主観によるでしょう。

ただ言えるのは、事情があって社会から一歩ひいている方が一定数いること。
社会へ出るのが恐い人、以前は働いていたけど嫌なことがあってトラウマや鬱になっている人、 仕事に対しての自信がない人、単純に働きたくない人など様々な事情が考えられます。

職場環境に問題がある場合もあれば、本人のメンタルや社会性に問題があるケースも。
両方に問題があるケースも十分に考えられます。



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